5日目は快晴。ピットは寒いだろうと防寒対策バッチリで望んだ取材班が汗ばむほど、暖かい陽気に包まれたこの日、シリーズ戦では準優勝戦、決定戦ではトライアル3日目を迎えます。
レース5日目とあり、ピットは静かで落ち着いた雰囲気。選手それぞれが思い思いにエンジンやペラの調整をしているといった様子でした。
プロペラ調整室では、選手が多く詰め掛け大盛況。レース5日目でも、自分の納得のいく仕上がりを目指した調整に余念がありません。
■ シリーズ戦 準優勝戦
【8レース】1号艇の赤岩善生選手が危なげなくイン逃げで勝利、2着には、3号艇・飯島昌弘選手と最終マークまでデットヒートを演じ、逆転した中野次郎選手が入りました。
【9レース】1号艇・江口晃生選手と2号艇・菊地孝平選手の熾烈なトップ争いが繰り広げられました。結果、3周1マークで菊地選手が逆転し、1着でゴールしました。
【10レース】1号艇・服部幸男選手がトップスタートを切りイン逃げで勝利、続く2号艇の原田幸哉選手が2着に入りました。
シリーズ戦の準優勝戦は波乱なく、順当に好枠の選手が優勝戦進出を果たしています。
☆シリーズ戦 優勝戦 進出メンバー☆
1号艇 赤岩善生
2号艇 服部幸男
3号艇 菊地孝平
4号艇 江口晃生
5号艇 原田幸哉
6号艇 中野次郎
■ 決定戦 トライアル戦
決定戦トライアルは11レース、12レースともイン逃げが決まり、1号艇だった、山崎智也選手、松井繁選手が勝利! 両選手とも最終日最終レースの賞金王決定戦にコマを進めました。
賞金王決定戦に進出したメンバー中、魚谷選手、坪井選手、中村選手は初賞金王での決定戦進出。過去の賞金王決定戦を振り返ると第1回を除いて、初出場選手の優勝はありません。今大会でこのジンクスが破られるのでしょうか?! はたまた、絶好枠の1号艇に陣取る松井選手の圧勝劇となるのでしょうか?
いよいよ明日、2006年の賞金王が決定! 今年最後のビッグレースの優勝戦をお見逃しなく!!
☆賞金王決定戦 進出メンバー
1号艇 松井 繁
2号艇 魚谷智之
3号艇 山崎智也
4号艇 瓜生正義
5号艇 中村有裕
6号艇 坪井康晴