いよいよ、いよいよ、待ちに待った「第21回賞金王決定戦」が開幕しました。そして今日、12月19日(火)のメインイベントは、なんといってもシリーズ戦・決定戦メンバーが一同に会する選手紹介式。艇界を代表するトップクラスの選手達を間近で見ることのできる数少ないチャンスとあって、開門前から驚くほどたくさんのファンが正門前に並び、今やおそしと開門を待ちわびていました。一体、一番前に並んでいる人は何時から並んでいるのか・・・、『ご苦労様です』と頭を下げたくなりました。本当、ファンの方ってありがたいですよね。
さて、そんな中、取材班は一足早く選手紹介式の行われる中央ホールへ。しかし、のんきに歩いていると後方から何やらざわめきが。そう、いい席をゲットしようという気合の入りまくったファン達が猛ダッシュで迫ってきていたのでした。この波にのまれると、ちょっとやそっとじゃ脱出できないことは百も承知。私達もダッシュで中央ホールへ突入、無事、取材スペースを確保したのでした。大げさですが、命がけです。
あっという間に満員御礼となった中央ホール。そして取材班も花束やプレゼントを持った女性ファン(中には男性ファンもいらっしゃいましたが)に取り囲まれていました。『これで撮影はできるのだろうか?』そんな一抹の不安がよぎる中、選手紹介式がスタート。ステージのスクリーンに今年のSG競走優勝戦の模様が映し出されるという演出に、『今年はSG初優勝選手が多かったな~』などと感慨にふけっていると、そのスクリーンが壇上に落とされ、そこにはシリーズ戦出場の48名の選手達が・・・、その瞬間、ファンから大きなどよめきが起こりました。
そして獲得賞金額60位の日高逸子選手から順次紹介がスタート。すっきりスマートなコメントの選手、笑いを取る選手、中には『もらってくださ~い』と自身のプレミアム選手カードをばら撒く選手なども現れ、大いに盛り上がる中、ファンはお目当ての選手に花束やプレゼントを渡すのに大わらわ。中でも抱え切れないほどの花束をもらっていたのが平石和男選手。モテモテでした。
詳しくは、賞金王シリーズ戦・選手紹介式ムービー(PC版)
http://www.suminoe.gr.jp/asx/suminoe/stream/sgsyokinou_21/sirizu_syoukaisiki.asxよりご覧いただけます。
メイン中のメイン、賞金王決定戦出場選手の登場は、会場の後方から。派手な音楽が鳴り響く中、ステージまでの花道をファンの声援と握手、プレゼント攻勢を受けて登場する12名の選手。いや~、みんなカッコイイです。中でも印象的だったのが、どこかに遊びに来たような笑顔を見せていた中村有裕選手。『びわこの特攻隊長として頑張るぞ~』のコメントも、あまりにも可愛らしく和んでしまいました。そして、この人には決定戦の舞台が良く似合う、松井繁選手。『真面目に優勝しにきました』とコメントした顔のなんとさわやかで優雅だったこと。明後日(12/21)からの活躍が気になるところです。
違った意味で、凄さを感じたのが山崎智也選手。山崎選手の名前がコールされると、場内のボルテージは最高潮に。ファンからは花束、プレゼントのやま・やま・やま。撮影不能なぐらい凄いことになってしまいました。いや~、久しぶりにいい汗かきました。
詳しくは、賞金王決定戦・選手紹介式ムービー(PC版)
http://www.suminoe.gr.jp/asx/suminoe/stream/sgsyokinou_21/ketteisen_syoukaisiki.asxよりご覧いただけます。
決定戦出場選手の紹介が終わると、前回シリーズ戦優勝者・池田浩二選手からは優勝盾の返還、決定戦優勝者の辻栄蔵選手からは黄金のヘルメットの返還が行われ、蔭山会長よりそれぞれレプリカが贈呈されました。
そして式典もいよいよクライマックス。そこで登場したのが競艇のテーマソングを歌っている小柳ゆきさん。今日からの熱戦を誓うかのような、競艇のテーマソング「誓い」を熱唱し、最後の決戦に向かう選手たちにエールを送りました。
大いに盛り上がった選手紹介式も無事終わり、2006年最後のSGの火蓋は切って落とされました。