笹川賞2日目の幕開け、第1レースにして嬉しいニュースです
昨日、初日の着順は初SGということもあってか、6着に終わるもSG参戦2レース目にして若さあふれるスピード戦で長田頼宗選手がSG初勝利を挙げました。
[第1レース出走メンバー]
●1号艇 永井 聖美（3993・愛知）
●2号艇 長田 頼宗（4266・神奈川）
●3号艇 山口 剛（4205・広島）
●4号艇 金子 良昭（3156・静岡）
●5号艇 田頭 実（3257・福岡）
●6号艇 山本 隆幸（4025・兵庫）
進入は152(スロー)/346(ダッシュ)で、2号艇・長田選手は5号艇・田頭選手のイン進入を受け3コース発進となります。
スタートはほぼ横一線となり、1周1マークをこちらも水神祭が掛る1号艇・永井選手が先マイに打って出るも強烈なツケマイで長田選手がトップに！
その後も、長田選手はぐんぐんと後続勢を引き離す走りを見せて2-4-3で記念すべきSG初1着ゴールとなりました！！
水神祭の模様は後ほどアップします。お楽しみに～
いよいよ開幕した「SG第35回笹川賞」。1日目は穏やかな晴天に恵まれました。
選手は昨日に引き続き試運転、ペラ調整に没頭しており、ピットをうろうろしている人数は取材陣のほうが多いというくらい、皆ペラ小屋や整備室にこもっては水面に降りてペラとエンジンの様子を確かめる作業を繰り返していました。
■整備＆試運転の様子
ピットでほとんど姿を見かけないと思いきや、午後のほとんどの時間を水面に出てペラの回転を確かめていた濱野谷憲吾選手&山崎智也選手。
左から山本隆幸選手、白井英治選手、鎌田義選手
水面は、第1～6レースまではホームに向かい風が吹くコンディション。平和島は向かい風のときインが決まりにくいという特性があるため、今日も前半の第１～6レース中、2レースしかイン逃げが決まっておらず、後半追い風になってからもセンター、アウトからの豪快なまくり、まくり差しが決まった一日でした。
■波乱を呼んだ第8レース 「オール女子戦」
●１号艇 横西 奏恵（3774・徳島）
●2号艇 日高 逸子（3188・福岡）
●3号艇 田口 節子（4050・岡山）
●4号艇 海野ゆかり（3618・広島）
●5号艇 寺田 千恵（3435・岡山）
●6号艇 永井 聖美（3993・愛知）
第8レースは、今節に出場する女子選手全6名による「オール女子戦」が行われました。第1レースを走った田口節子選手以外はこれが今節第1走目となる重要な1戦。トップスタートを切ったのは2号艇・日高逸子選手でそのまま第1マークを押し切っていきましたが、3号艇・田口選手が鋭く内を差しこんで、バックストレッチでトップに躍り出ます。その後方で、第1マークで大外を旋回していた4号艇・海野ゆかり選手が体勢を崩して転覆するアクシデントが発生。6号艇・永井聖美選手がここに乗り上げて失速してしまいます。
さらに、第2マークでは田口選手→日高選手の旋回の後に続いた5号艇・寺田千恵選手が波のあおりを受けて一時停止してしまうなどアクシデントが続き、結果、田口選手→日高選手→横西選手の順でゴールしました。
波乱のレースを最後まで冷静に走りぬいた田口選手。走る前にペラを湯川浩司選手に見てもらったことが勝利に結びついたらしく、レース後、湯川選手に「ありがとう！」とお礼を言う場面が見られました。
■第12レース「ドリーム戦」
●１号艇 松井 繁（3415・大阪）
●2号艇 山崎 智也（3622・群馬）
●3号艇 濱野谷憲吾（3590・東京）
●4号艇 服部幸男（3422・静岡）
●5号艇 魚谷 智之（3780・兵庫）
●6号艇 今村 豊（2992・山口）
注目の大一番、第12レース「ドリーム戦」は、大外6号艇・今村豊選手と5号艇・魚谷智之選手の位置が入れ替わった進入隊形でスタート。4コースから勢いよく飛び出し1マークに向かった4号艇・服部幸男選手に1号艇・松井繁選手が応戦。両者が張り合っている隙に、差してきたのは6号艇・今村選手。バックストレッチで抜群の伸びを見せて一気に単独先頭となり、見事ドリームを制しました。
初日（5/27）の予選得点率ランキングは以下よりご覧いただけます。
明日のレースにもご期待ください。
選手紹介式に引き続き行われた、本日第12レースドリーム戦に出場する選手のインタビューをレポートします。
ファン投票1位～6位によって争われるドリーム戦。すでにレースの駆け引き？とも思われる舌戦が繰り広げられました。
◆1号艇 松井繁選手
ファン投票2年連続1位は、まさかだと思ってたんで、
嬉しいですね。
気持ち的にはリラックスしています。
出足、行き足はまだ分からないですが、まずまず合格
点じゃないでしょうか。
プロペラは試し試しやっている。回転は合していきた
い。
（平和島に苦手意識は？）あります（笑）。でも、今節
きちっと結果を残したいと思います。
6日間というより今日を全力でがんばります。
◆2号艇 山崎智也選手
ぼちぼちだと思います。
まだ分からないですが、エンジンの感触は
普通です。整備はプロペラからやろうと思っ
ています。
コースはできれば2コースから。
いいレース見せます。
◆3号艇 濱野谷憲吾選手
プロペラは準備してきました。
エンジンは昨日はちょっと重たかったが、今日微調整
したいです。まあ、重たくても乗ってしまう方なのでん
ですが。
コースは深くならない程度に、3コースからいくと思いま
す。でも、状況を見て、臨機応変にいきたいですね。
一節間、集中して走りますので応援お願いします。
◆4号艇 服部幸男選手
フライング休みは気になります。まったく事
故できない状態なので気をつけなければな
らない。エンジンの感触は良かったです。
プロペラも微調整で。
6コースの先輩をけん制しながら…スローからに
なると思います。
皆さんの投票を力に、ベストを尽くします。
◆5号艇 魚谷智之選手
インパクトのある成績は残していないけれども、
順調かなと思います。
いいエンジン引きたいけれども…なかなか。
エンジンは昨日乗ったけれども、あまりいい印象はな
いですね。
平和島大好きです。
もらった枠を守りたいが、自分の力を出せる位置か
ら、臨機応変にいくと思います。
◆6号艇 今村豊選手
体調もよく、順調です。
SGのドリームはいつぶりか、記憶にないですね（笑）。
乗った感じでは、特別いいわけではないが、悪い感じ
でもない。
減音には合ってきたから、楽しみです。
バシッとスタート決めて6コースからまくった方がおもし
ろいんじゃないですかね。
あまり期待しないで欲しいんですが、一か八かの勝負
に出てみます。
風はやや強いものの、すっきりと気持ちのよい快晴の平和島です。午前9時40分頃より、選手紹介式がとり行われました。会場には溢れんばかりの人、人、人…！ 始まる前から多くのファンの熱気に包まれていました
出場選手が次々と紹介され、どの選手の口からも今レースに選出されたことについてファンへの謝辞が聞かれました。その他、一部選手のコメントをご紹介します。
高橋勲選手 「もうちょっといいエンジン引きたかったんですけど…がんばります」
鎌田義選手は着ていた服とチェルシーを客席に投げ入れるパフォーマンス！ 「あなたにもチェルシーあげたい」
赤岩善生選手 「今節も一生懸命頑張ります」
寺田千恵選手 「愛情（多すぎる？）ペラで頑張ります」
星野政彦選手 「エンジンが出ていないですけど、小さいペラで頑張ります」
海野ゆかり選手 「一票一票を力にかえて頑張ります」
吉川元浩選手 「最終日まで気合入れていきます」
上瀧和則選手 「男は黙ってやるしかないです」
横西奏恵選手 「ファンの皆さんのために一生懸命走ります」
湯川浩司選手 「平和島好きです。エンジン出てます。ファンの皆さん大好きです。また3拍子揃ってます」
濱野谷憲吾選手 「地元でいいレース見せます」
松井繁選手 「感謝。感謝。ありがとう！」
※選手紹介式の模様はムービーでもご覧いただけます。http://www.heiwajima.gr.jp/asx/heiwajima/stream/tok/08sasa/sasakawasyou2008_sen.asx
モーター抽選後は各選手、引き当てたモーターを手にピットで整備&試運転を始めました。
限られた時間内で精一杯、モーターの威力を引き出すため、プロペラ調整室にこもる選手、整備室で作業をすすめる選手、それぞれ大忙しといった模様です。
整備と並行して行われるスタート練習が終われば、該当選手の同支部の選手はダッシュでボート挙げを手伝いに行くなど、ますます休む暇はありません。
■各選手の様子
好歴モーターを引き当てた松井繁選手は、大阪支部の田中信一郎選手、太田和美選手らと楽しげに話しながらペラを叩いていました。明日のドリーム戦・1号艇のレースの行方に期待が懸かります。
松井選手らとペラ調整にいそしむ田中信一郎選手。
★田中選手は明日、第9レースに出場します。
神妙な面持ちの濱野谷憲吾選手。
ボートの調子を整備士に確認してもらうなど、明日のドリーム戦に向け、チェックに余念がない様子。濱野谷選手は明日のドリーム戦に3号艇で出場します。
東京支部コンビ 濱野谷選手&長田頼宗選手
今回がSG初出場となる長田選手は、ピットにて終始緊張の表情が見られたものの、濱野谷選手から声をかけられたこのときばかりはリラックスした笑顔に。
銀河系・85期の井口佳典&湯川浩司のコンビは余裕の笑顔。このほか田村隆信選手、山本隆幸選手ら同期で集まって話す姿が多く見かけられました。
★井口選手は第9レース、湯川選手は第11レースに出場します。
16時にはすべての作業が終了し、選手はピットを離れて宿舎へと帰っていきました。
明日はいよいよ本番。白熱したレース展開への期待はもちろん、場内では選手紹介式&ドリーム戦出場選手インタビューなど、みどころ満載のイベントが随時行われます。
ぜひ、平和島競艇に足をお運びください。
正午過ぎよりモーターとボートの抽選が行われました。
やや緊張の面持ちの選手たちが順に抽選器を回していきます
勝率、2連率トップを誇るモーター「16号機」を引いたのは今村豊選手。その実績に気づき破顔一笑、白い歯がこぼれ、満足げな表情でした。
2月の関東地区選で平石和男選手を、そして3月の周年で湯川浩司選手をそれぞれ優勝へ導いた注目のモーター「32号機」を引いたのは王者・松井繁選手。記者の中にどよめきが起こる一幕も。
昨秋のダービーで優勝した高橋勲選手が使用したモーター「68号機」は濱野谷憲吾選手の手に、そして伸び抜群で近況好調の「46号機」は田中信一郎選手が引き当てました。
その他、中澤和志選手は2連率第2位の「28号機」、湯川浩司選手は2連率第3位の「67号機」、服部幸男選手は2連率第7位の「54号機」を抽選。
これらの選手にはモーター実績を十二分に生かすレースを、また凡モーターを選んだ選手には腕と経験でカバーする技術を、明日以降、大いに期待しましょう
モーター抽選結果は以下よりご覧いただけます。
いよいよ明日からスタートする「第35回笹川賞」。
前検日の本日は、全国各地から出場選手が平和島競艇にやってきました。
午前10時、すでに平和島競艇の選手出入り口には、選手の入りを待つたくさんのファンの姿がありました。
選手がタクシーで到着すると、すぐさま駆け寄ってサインや記念撮影を求めるファン一人一人に、選手は丁寧に対応します。
あまりのファンの多さに「なかなか（競艇場の）入り口にたどりつけない！」という嬉しい悲鳴をあげる選手もいました。
中でもファン投票で上位に選ばれた山崎智也選手の人気はすさまじく、時間ぎりぎりまで入り口にファンが殺到。山崎選手は持ちきれないほどのプレゼントをもらい、2～3度に分けて運んでいました。
■ファン投票 上位5選手
・早めに登場した松井繁選手
・本日No.1の人気者！ 山崎智也選手
・ピットに待機する大勢の取材陣を見て「今日は多いね～。」と驚いた様子の濱野谷憲吾選手
・今日もやはりポーカーフェイスだった服部幸男選手
・やわらかな表情で競艇場入りした魚谷智之選手。
■注目の女子3選手
左：田口節子選手。
中：関係者に元気よくあいさつする寺田千恵選手。
右：今回がSG初出場となる、永井聖美選手。
10時40分ころには無事、すべての選手が競艇場入りを終え、荷物点検、プロペラ検査へと向かいました。
前検日からたくさんのファンの声援を受け、レースに挑む選手たち。
続いては、今節の明暗を左右する重大な「モーター抽選」が待っています。
抽選の様子と結果は引き続きこのブログでもお伝えしますので、乞うご期待！
気持ちのいい季節、5月に突入しました。そして、あと3週間ほどで皆様お待ちかねの『SG第35回笹川賞』が開催されます。
今回の笹川賞は「I Love Kyotei , I Love the Earth」をテーマに、業界初の環境配慮型レースとして開催します。笹川賞のSGカラーが「グリーン」であることから、一般にもイメージしやすい、グリーン＝ECOを連動させています。
さらに、平和島競艇ではトーキョーベイパイレーツのメンバーとともに地球環境を考えた競艇運営を目指し、平和島競艇「グリーン&クリーンプロジェクト」を提唱し活動しています。環境問題とあまりなじみのない競艇という競技を、場関係者、選手、そしてファンの皆さん一人ひとりにできる環境貢献活動を通じて、競艇と環境保全の両立を目指す試みです。
笹川賞開催前、開催中と様々なエコイベントも予定されています。皆さんもこれを機会にエコについて考えてみてくださいね！
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