笹川賞2日目。
朝から激しい雨が降り続いたものの、お昼にはすっかり止んで一気にカラッとした過ごしやすい気候になりました。
ピットの様子はというと、さすがにシリーズ前半戦とあって、整備室やプロペラ調整室に籠もる選手が多く、10Rを過ぎたあたりでも多数の選手がプロペラ調整に勤しんでいました。選手同士で会話する姿もあまり見かけませんでしたが、そんな中、横西奏恵、田口節子の女子選手コンビが仲良く連れ立って行動していたのが印象的でした。
今回の笹川賞のピットには、ファンのメッセージがぎっしり書き込まれた巨大ボードが設置してあるんです。ちょうど展示ピットの前に設置してあるので、選手たちは出走前にこれを目にしてからスタート展示に挑む。出走直前に目に入る場所なので、気合を注入するのにもってこいです。 見てみるとメッセージのそばに、なんだかよくわからないイラストなんかも入っていておもしろい。通りがかりに立ち止まって見入っている選手もいました。メッセージを書き込んだみなさんの想いは、ちゃんと選手たちに届いておりますよ!
さて本日、注目すべきは上瀧和則選手。昨日に引き続き、本日の1走目・4Rで1コースからイン逃げ快勝。2走目の12Rは1号艇とあって1コース死守し4Rの再現を狙います。レース前には松井選手と談笑するなど、リラックスムードだったのは勝利への手ごたえを感じていたからでしょうか。対する松井選手、服部選手は終止神妙な面持ち。念入りにペラ調整→試運転を行っていました。
そして迎えた10~12R。結果はすべてイン逃げによる勝利となりました。
10Rはコンマ12のスタートから今村暢孝選手が勝利。11Rは菊地孝平選手。
12Rは1コースから1号艇・上瀧和則選手がイン逃げを決め、早くも今節3勝目を飾っています。
2日目終了時点の予選得点率は初日から連勝している上瀧選手が堂々の1位。2位に瓜生正義選手、3位に松井選手と続きました。
絶好調の上瀧選手、地元・松井選手の奮起、その他選手の巻き返し等々、明日からの笹川賞の展開にご期待ください。