「舟券の攻略は、水面から」という水面攻略派は、ぜひ参考にしてくださいネ! 平和島の水面分析情報でーす!
地元から総理杯に3年連続3回目の出場を果たした田中豪選手が、昨年の総理杯を振り返って水面の解説をしてくれた。「去年は準優3着に破れたのですが、インからあと少し前に押すようなモーター調整ができていれば良かったと反省しています。なにしろ3日目まで水面が荒れて、十分なモーター調整ができなかったんです」。
この時期は毎年のように水面が荒れる。「春一番」が3月初旬に吹くが、「春二番」「春三番」が南から吹く。ホーム追い風だが、この風が吹かないときは強い北風で、ホーム向かい風になる。今年の気象条件がどうなるのか。それによってシリーズの流れが変わってくるだろう。
減音型モーターで海水の水面だが、総理杯が開催される期間中は、初日、2日目が潮位差の比較的大きな「中潮」、3日目以降は潮位差の大きな「大潮」に当たっている。それも午後から満潮に向かい、潮が満ちてくる。最終日の優勝戦は、潮が一番動いている時間帯に当たっている。これに季節風が吹けば水面は荒れる。風が吹かなくても、うねりが入り、差しが有利な水面になる。今年も波乱の予感だ。