賞金王シリーズ戦4日目、決定戦2日目の前半ピットレポートをお届けします。
昨日までより寒さが和らいだ気がする、今日のピット。
賞金王メンバーは朝からペラ小屋に入り浸り状態。試運転もせず、ずっとペラ調整に取り組む選手も多くみられました。
とくにペラ小屋に篭りきりだったのは本日11R・2号艇の服部幸男選手、4号艇の吉川元浩選手。吉川選手は同県・鎌田選手とたびたび会話する姿が見られましたが、服部選手はずっと集中しきり。ボート揚げのためピットに出たときも、ペンを耳に差したまま。歩きながらも何か考え込んでいるような表情で、またペラ小屋に直行します。
マメに試運転⇔ペラ調整を繰り返していたのは、今垣光太郎選手。昨日は2着とまずまずの好発進を切りながらも、今日の枠番は抽選の結果、11Rの6号艇に…。険しい表情で慌しくピットを走り回る姿から、不利な状況の中でも最善を尽くしたいという気持ちがひしひし伝わってきます。
赤岩善生選手も真剣な表情で調整中。
一方、本日12R・6号艇、松井繁選手の姿がまったくない。現れるのはボート揚げのときくらいで、ペラ小屋にも水面にも姿がありません。松井選手はいずこへ…。
比較的リラックスモードだったのが12R・3号艇の田村隆信選手、4号艇・池田浩二選手。笑顔で記者と話し込んだり、仲間と声を掛け合ったり、いつも通りのペースを心がけているようでした。
シリーズ戦では1Rで山本修一選手が、2Rで福島勇樹選手がそれぞれSG初勝利を挙げ、明るいムードに。レース後の若い2人のハツラツとした笑顔が印象的でした。