●1号艇 井口佳典
「全部の足が仕上がっていると思います。完調です。直線では分の悪い人もいますが、出足に関しては僕がいちばん出ています。3日目のスタートは、冷静に少し遅らせていきましたが、時計は見えています。あとは黄金のヘルメットを三重県に持って帰るだけです」
●2号艇 松井 繁
「3日目はスタート負けです。スタート展示で行き過ぎたのが、本番のスタートに影響しました。ただ足に関しては、気になっていた乗り心地が少しずつ良くなってきています。勝つために今節は来ています。2枠なんで2コースでしょう。だからその位置から勝てるような仕上げをします。ペラ交換をふくめて調整を考えます」
●3号艇 湯川浩司
「このエンジンにしたら最大限のパワーを引き出せていると思います。前検日は全部6等を取りそうな足だったんですが、今はそのときよりも2艇身は良くなっています。自分の力というよりも、整備士さんと田中(信一郎)さんのおかげですね。行き足がいいから、自分の思ったタイミングで、スタートをいけています。コースは、こういった舞台ですし、勝てる位置を考えて取りにいきます。去年の賞金王では悔しい思いをしました。だから今年は、ここで賞金王を取りたいです」
●4号艇 濱野谷憲吾
「ペラ調整をして、サイドのかかりが良かったですね。1周2コーナーでもしっかりとかかってくれました。BSの伸び足も良かったし、日に日に上昇しているのを感じます。ただこれだけ実績のあるエンジンですから、それを思うと、まだ不満は残りますけどね(笑)。深い進入になって持つような足でもないんで、コースは枠なりの位置から行くつもりです。今までこのタイトルを取れていないんで、今年こそ勝ちたいです」
●5号艇 瓜生正義
「3日目は行き足に重点を置いてペラを叩いて行ったんですが、いい感じでした。3日間を通して、試運転では良くないんです。でもレースに行くといいんですよね。ちょっと乗り心地に不安があって、足の特徴もないんですが、バランスが取れてまずまずだと思います。外枠ですから、思い切って攻めたいですね」
●6号艇 吉川元浩
「気温が冷えてペラを合わせることができて、3日目がいちばんいい足をしていました。どちらかと言えば伸び型ですかね。レースでは1コーナーで寄りすぎて失敗をしたんですが、スタートも行けましたし、スリットからもちょっと覗きましたから、足はいいですよ。スタートをした感じでは、松井さんや井口とも遜色のない仕上がりですよ。決定戦は外枠になってしまいましたが、チルトも0度にしていて、ダッシュ向きの足なんで、枠番については気にしていません。連覇は意識せず、去年のことも忘れて、決定戦に臨みます」