6月末の賞金ランクは118位。それが7月末には52位へ。8月末には27位と、この夏No.1と言える破竹の勢い。16位で地元SGの競艇王CCを迎えた時には、逆転賞金王出場は決まりと思われたが、最後の最後に息切れ…。気持ちを切り替えてシリーズ戦Vで08年を締めくくる!
ダービー(丸亀)後の賞金ランクは110位だったが、10月末の児島周年Vでゴボウ抜きして50位に躍進。競艇王CC→賞金王シリーズ戦。児島周年では優勝戦1号艇を自力でゲットして山崎智也、原田幸哉らを相手に堂々の逃げ切りV。自信もつけている。
昨年の高松宮記念V、今年の高松宮記念が優勝戦5着と、気温が下がった住之江で好結果を出している。地元の丸亀も来年のナイター開始を前に減音型モーターに替わり、自然に減音型への取り組み方が変わってきている。その成果で厳しい寒さが予想される住之江でもパワー全開だ。
今年6月のダイヤモンドカップで初日にF、昨年7月のダイヤモンドカップでは2日目にF。夏場の住之江では悪夢が続いているが、冬の住之江では昨年2月の周年で優勝戦3着、そして05年12月の賞金王シリーズ戦で優勝と実績は抜群のV有力候補だ!
ホームがオールナイターの蒲郡。減音型モーターの扱いは手慣れたもので、今年は7月の蒲郡G1(江戸川大賞IN蒲郡)で待望の記念初V。住之江は優勝戦で大時計故障事故があった11月の一般戦以来の出場。大時計の故障で優勝を逃した分まで今回のシリーズ戦で荒稼ぎだ。
今年6月の多摩川周年で道中の競り合いに勝って悲願のデビュー初V。藤丸といえば、かつては軽量が大きな武器だったが、現在は最低体重制(50キロ以上)。さばきが身につくのは当然だ。地元が福岡なので減音型モーターの整備はお任せ。SG初Vも夢ではない。