準優注目は3枠得意な丸岡と連勝中の地元・白井
下関周年は予選4日間を終え、いよいよ決戦への最終関門、準優勝戦を迎える。
予選最終日の4日目は前日同様にほとんど風の影響がなく、4Rからは5レース続けてイン逃げ決着となるなど、予想どおりインが猛威を振るった。ただ、最終12Rでは5コース発進の4号艇・茅原悠紀が、絶好調の瓜生正義をも置き去りにする素晴らしい自力戦で3日目に続き白星を飾り、みごと上位得点で予選を通過した。準優勝戦も圧倒的に内有利の構図ではあるが、この茅原のようにスタート一発に懸けてくる選手には要注意だ。
明日の準優10Rは、その茅原が1号艇で登場。2号艇に深川真二、そして動きがありそうな6号艇・赤岩善生もいて楽なインではないか。一発なら3号艇・寺田祥とそれに乗る4号艇・白石健だ。
11Rは重成一人が1号艇で、2号艇には松井繁。そして怖いのが3コースになりそうな3号艇・丸岡正典。この強攻で内がゴチャつけば外の5号艇・池田浩二や6号艇・魚谷智之の出番も十分だ。特に魚谷は初日のドリーム戦でも6コースから2着に来ており、アウト戦には自信を持っている。
最後の12Rは今節のシリーズリーダーである瓜生正義がどっしりと1号艇に。そして3号艇に入ったのは勝負駆けでみごと連勝した地元の白井英治。4号艇・峰竜太以下の森高一真、坪井康晴はややパワー劣勢だけに、ここはしっかり2着以上を確保したいところだ。