いよいよSG第21回賞金王決定戦の開催を明日に控え、本日はシリーズ戦の前検日。選手の入りからモーター抽選など、前検日の工程の一部に潜入してきました。
場内に入り、水面を見渡すと、すでにたくさんの出場選手の横断幕が張られ、出走ピットの上には今大会のタイトル大看板がしっかりと取り付けられています。この場所から6日間、選手が出走し、様々なドラマが生まれていくんだな~と、まずは本日の1枚目をしみじみ撮影。
その後、箕面市の施行者事務所を訪れると…、なんとそこには金のヘルメットが置かれてあるではないですか。金メッキがまぶしく輝くこのヘルメット。最終日には一体誰の頭上に被さっているのだろうか?? と、またまた、思いにふけながらシャッターを切りました。
そうこうしているうちに、早くも時計は午前10時を過ぎ、シリーズ戦の出場選手が競艇場に到着する時間です。トップバッターで競艇場にやってきたのは、本レース出場選手の最年少、中野次郎選手(4075・東京)でした。待ち構えるたくさんのファンのサインや写真撮影に笑顔で応じます。
今日の入り待ち場所には女性ファンを中心に、男性、親子連れのファンの姿も多く見かけられました。みなさん、寒空の下、お目当ての選手の到着を今か今かと待って、選手が姿を現すとサインや写真撮影、プレゼント渡しに大忙し。選手も皆、一人一人のファンの方と丁寧に対応していて、入り待ち場所は和やかなムードに包まれていました。ファンの方もこんな豪華な選手の面々と間近に触れ合えて「来た甲斐があった!」と喜びいっぱいの表情でした。
競艇場入りの際は、レース中とは違った選手達のスーツ姿が見られるのも一つの醍醐味。みなさん、着こなしが様々で、見ているとなかなかおもしろいんです。
颯爽と現れた白水勝也選手は、(3576・福岡)シャープなサングラスが印象的な黒一色のスタイル。最近絶好調の兵庫支部・吉川元浩選手はポーズも決まっています。
今回、2名のみの女子選手からは日高逸子選手、横西奏恵選手。日高選手はとってもあったかそうな白いセーターを着用。お母さんのようなやさしい表情で、子供のファンと会話していた姿が印象的でした。ミニスカート+ブーツが健康的な横西選手には、到着するやいなやファンが殺到。持ちきれない程のプレゼントの数に、その人気ぶりが伺えます。また、若手の中でセンスが光っていたのは、横澤剛治選手(3956・静岡)。マフラーとバッグのブルーを効かせたハイレベルなスタイルで、女性ファンに大人気でした。
すべての出場選手が到着し、身支度を済ませた後、続いては前検日のメインイベント とも言うべき、「モーター抽選会」。選手が一斉に会場に集まり、シリーズ戦の選手代表である、田中信一郎(3556・大阪)選手の「いいっすか~?いきますよ」の号令を皮切り抽選が開始。結果、決定戦で使用する上位12機のモーターを除いた中の、複勝率トップ(38.7%)の54号機を引き当てたのは日高逸子選手。2位は25号機・37.8%の原田幸哉選手、 3位は8号機・37.7%の吉川元浩となりました。
すべての抽選結果は(PC版)http://www.suminoe.gr.jp/toku/061130/rg1_05.htmよりご覧いただけます。
モーターを受け取った選手は、整備や試運転に取り掛かります。いつにも増した大勢の報道陣が選手を取り巻き、ピットはたちまちフラッシュの嵐に。選手はボートやモーターの運搬に飛び回り、そこは戦場と化していました。
いよいよ、明日から本番。賞金王決定戦が始まります。